食品、医療系、化学薬品などの冷蔵・冷凍配送を任せられる運送会社を選ぶコツ 2023.11.09
温度管理が重要な、食品・食材、医薬品、医療用品、化学薬品などの配送は、安心して任せられる運送会社に依頼したいですね。そこで今回は、食品、医療系、化学薬品などの温度帯配送を任せられる運送会社の選び方について取り上げます。
冷凍・冷蔵・定温、3 つの温度帯配送の特徴
冷凍・冷蔵配送に加えて、一定温度を保って運ぶ定温配送も求められるようになりました。それぞれの特徴を説明します。
※温度領域などは運送会社で異なることがあります。
冷凍配送
-15℃以下に保った状態で配送。温度を維持するために冷凍車を使います。夏場は温度が上がりやすいので特に注意が必要で、扱いには熟練のスキルが求められます。
冷蔵配送
-5~10℃の温度帯で運びます。食品の鮮度や荷物の品質保持のために適切な温度を維持することは重要で、低温すぎても、温度変化が激しくてもダメージを与えてしまいます。-5~5℃の温度帯をチルド(凍結寸前まで冷やした状態)と呼ぶこともあります。
定温配送
荷物に適した温度を保って運びます。夏・冬の外気温の変化を気にすることなく配送できます。温度変化で品質が劣化しやすい、食品、飲料、薬品、精密機械など幅広く利用されています。
食品、医療系、化学薬品の温度帯配送の注意点
温度帯配送といっても、荷物の種類によって取り扱いは異なります。食品、医療系、化学薬品それぞれの温度帯配送の注意点などを説明します。
食品・食材の配送の温度管理
食品等事業者にはHACCP(ハサップ/危害分析重要管理点)にそった衛生管理が義務付けられています。
輸送時にも、鮮度を保ち、劣化を防ぐために、保管に適した温度管理が重要です。万一、不適切な温度で保管すると、鮮度低下、品質劣化は避けられず、廃棄となりかねません。
医療系の配送の温度管理
医薬品、医療用品、検体などは、温度変化が品質に影響するものが多く、輸送には徹底した温度管理が求められます。冷蔵配送や冷凍配送のほか、一定温度を保って運ぶ定温配送が必要なケースもあります。医療機器にも温度管理が不可欠な製品があり、適切な温度帯を維持でき、衝撃をやわらげる機能を備えた車両で運びます。
化学薬品の配送の温度管理
薬品の種類によって管理に適した温度は異なるので、保管条件に合わせた温度帯を保って運びます。温度変化に敏感な薬品は、シビアな温度管理が必要となります。
温度帯配送を依頼するとき、運送会社を見極めるポイント
温度帯配送を安心して任せられる、運送会社を選ぶポイントを紹介します。
●実績があること
もっとも重視すべきは、依頼する荷物の配送実績があるかどうかです。実績豊富な会社なら、要望が伝わりやすく、スムーズな配送が期待できます。
●配送対応エリア
地域に根差している会社、長距離輸送が得意な会社など、運送会社によって対応エリアが違います。配送先をカバーしているかチェックします。
●万一のときのサポート
トラブルが起こった場合、運送会社にすぐ連絡できると安心です。連絡可能な時間帯や、土日・祝日も営業しているか確かめましょう。
運送会社を選ぶポイントには、安全・品質への取り組みや、窓口・営業の対応力もあります。記事「自社に合う運送会社をお探しの方へ。信頼できる運送会社を見極める3つのポイント」にまとめていますので参考にしてください。
「冷凍・冷蔵・定温」の安心配送はお任せください
大阪の運送会社、共立トランスポートでは、軽貨物を中心に2トン、3トンなどの冷凍車・冷蔵車や、-20~35℃で温度設定できる加温車を保有し、多数の温度帯配送の実績があります。
コストが気になる方には軽貨物車両がおすすめです。経費が安く、大型・中型の保冷車1台をチャーターする料金で、2、3台の車両を確保できることもあります。
得意エリアは大阪府内と周辺地域ですが、協力会社と連携し東京・福岡・北海道など全国にも対応しています。
食品・食材の温度帯配送と事例
ケーキ、パン、生鮮食品、冷凍食品、洋酒・飲料など、多様な食品・食材の配送を手がけています。受付は年中無休で、緊急配送、深夜~早朝配送も承りますので、「今すぐ発送したい」というときも対応可能です。
[事例]
・食品会社様からの依頼で、アイスクリームを3トン冷凍車で夏の間、毎日午前中に配達
・店舗からイベント会場へ、チルド食品を軽四チルド車で配達(大阪市港区~堺市北区)
・カット野菜を大阪府枚方市で朝6時に引き取り、軽四チルド車で10時半に大阪府下数件に配達
医療系の温度帯配送と事例
医療・医薬品業界からの依頼も多数あります。厳密な温度管理が必要な医薬品、治験薬、検体などは、-20℃から35℃まで細かく設定できる加温車を利用。衝撃に弱い医療機器は、振動によるトラブルを防ぐため防振装置を用います。
[事例]
・医薬品メーカー様からの依頼で、高額な医薬品を徹底した温度管理で関西国際空港まで冷凍配送
化学薬品の温度帯配送と事例
薬品の保管条件に合わせた温度帯を保って運びます。危険物取扱者乙種全種の運搬経験が豊富なドライバーがおり、消防法で規制される危険物輸送にも対応可能です。
[事例]
・食品原料製造販売会社様の依頼で、危険物第4類 混合液20Lを軽四チルド車で配送(兵庫県尼崎市~神奈川県川崎市)
<共立トランスポートの温度帯配送の強み>
・軽貨物車両の活用でコストを抑えられる
・緊急時の引き取りは最短15~60分以内(大阪府・京都・神戸・奈良・和歌山中心部のみ)
・365日、早朝~深夜配送に対応
・安心・安全への徹底した取り組み
電話でのお問い合わせには、配車手配のベテラン社員が丁寧にお客様の要望をうかがい、効率とコスパのいい配送プランを提案します。大手にできないケースにも対応しますので、特殊な荷物やお困りの事情など気軽にご相談ください。
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